オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2022年3月

イジメの結末

小学2年生の6月頃から息子が受けたイジメ問題も漸く終焉を迎えた。
3学期に入り仲の良かった友人からの裏切りもあり、孤軍奮闘の息子。
石を投げられたり仲間外しにあったり男女合わせて5人以上からの集団を相手にしていたが1人ずつ男の子とは喧嘩して打ち負かし、2年生の修了間際にクラスのイジメボス(最初は1番仲良しだった)との2回にわたる一騎討ちで2度とも撃退。
男子トイレが決戦場で最後は向こうも髪の毛を掴んで膝蹴りを顔面目がけて放ってきたらしい。
見事に膝をかわして乱撃を放ち勝利。
小学2年生にしてこの激しさ、大人の私でもドン引きだ。
その後、ボスからもうちょっかいを出すのを辞めるとの発言を経て、他の子も追従し仲間として改めて息子も迎えられたらしい。
約9ヶ月に渡る長い戦いだった。
遊び半分で始まった小さな火は大火になって息子に襲いかかった。
一時は学校に行くのをしぶり、学童では下級生の部屋で過ごした。
自信を無くしてやる気を失っていた息子を励まし、一緒になって強くなる気持ちと力を身につけさせる努力もした。
事、喧嘩においては随分と自分を攻撃させて効率的に相手を倒す事を教えた。
何もしなければイジメの大火に焼かれて息子も学校に行けなくなっていただろう。
立ち向かう勇気と力。
男はやはりどこかで強さを求める。
イジメのボスも今まで喧嘩で負けた事は無かっただろう。
力を認めて仲間として改めて向き合う決断に至ったのではないかと思う。
息子には孤の力は身に付けたがこれから集団の力を身につけるように言った。
集団の力とは数の力。
1人の力はやはり限界がある。
もう休み時間にボッチになるのは嫌だろうから。
人と上手くやっていく事で人生はまた良い方向変わっていく。
2年生にしてまさかこんなに大変な目に遭うとは私も思わなかったが、息子もこの一年で成長しただろう。

3.11

IMG_6925.jpg

あの地震があった日からもう11年も経ったのか。
テレビやネットニュースで思い出した。
当時、仕事中で社員のおじさんが『地震、地震』と騒いでいてこっちは関係ないんだから早く仕事しろよと思ったが、テレビの映像を見た瞬間目が離せなくなった。
それほど衝撃的な出来事だった。

その後は被災した地域のニュースがずっと続き、死者、行方不明者の数が鰻登りに増えて行った。

被災地は正に地獄だっただろう。

それでも残された人々は生きていかなくてはならない。

ニートや引き篭もりだった人がここで奮い立ったり、また逆に全ての希望を失って塞ぎ込んだ人も多かっただろう。

災害は避けようがないからこそ今を必死に生きて行く事が重要なんだろう。