オリンピックや世界大会でしばしば聞くドーピング問題。
薬により通常をはるかに超えた力を引き出す事で禁忌とされている。
今回のオリンピックでもロシアのカミラ・ワリエラ選手がドーピングにより一時、大会参加資格を剥奪されそうになった。
元々ロシアはドーピング疑惑が多く、国がドーピングを推奨していたとも言われているくらいだから、圧倒的な記録を残してきたカミラ・ワリエラはずっとマークされていたのだろう。
事実は何か分からないが、ドーピング疑惑で本人にとっても精細を欠く演技になってしまって不本意な大会だっただろう。
普通に飲んでいる風邪薬、解熱剤などでもドーピングには引っかかるらしく、選手はほとんど薬に頼らない生活をしている。
一時期、プロテニスプレイヤーがコロナワクチンを打たない事で批判を浴びたが、それもドーピング疑惑などの問題を考えて打たない選択をした可能性もある。
競技者にとってはそれが人生そのものなのだから仕方ないのかもしれない。
オリンピックは平和の祭典と言われているが、武器を使わずスポーツで戦争をしているようなもの。
国の維新をかけて戦い、メダルを祖国に持ち帰る事が望まれる。
スポーツと政治
宗教と政治
色んな利権が渦巻く世界。
私はスポーツ観戦にまるで興味もないが、それぞれの国の思惑に競技者が翻弄されるのは可哀想に思う。