外食産業やサービス業の方々、またその経営者の方は現在コロナ禍で未曾有の危機に直面している事。
実際4月でも倒産件数はかなりの数になっていますし、借入金や預貯金の切り崩しで凌いでいるとこがほとんどだと思う。
派遣、パート、アルバイトには訳を話してやめてもらって、次は正社員の処遇は?家賃は?借入金の返済は?その他諸々の諸経費は毎月必ずやってくる。
緊急事態宣言が1カ月延長になればもう倒産、閉店する店やホテルはこれまでに類を見ない程になる。
しかし、自粛正義論、不安、マスコミの煽り、国会議員の煮詰まらない会議では到底この事態を打開できない。
昔私もかなりの貧乏をしてた事があり、会社が潰れたらどうしようか…そう考えることが続きました。
私の場合は経営のやり方や古い慣習を淘汰する事で経営の健全化を目指してなんとか今があるが、財布に7円しかない恐怖は未だに忘れられない。
コロナ禍においての飲食業の経営悪化は企業努力だけではどうにもならない。
国があてにならない以上、これ以上の借金をして消費者金融や闇金にまで手を出して何もかもなくなり最後は自分の命まで危なくなるよりは閉店、倒産を考えることも必要ではないかと思う。
閉店、倒産ということになれば社員の給料は少なくなるが社会保険から素早く入るようになるし、今まで頑張ってきた社員にとっても次の職を探す時間とお金の余裕を持たせる事ができる。
場合によっては破産手続きをする事も視野に入れてやり直す事も生きる上では必要になってくると思う。
どうにもならなくなって死ぬより、今ならまだ他の道を模索する事もできる。
死ねば保険金でなんとかなるかもしれないが、遺された家族はこの先もずっと助けられなかった後悔をしながら厳しい現実を生きなければならない。
店を始めたのも自分なら終わらせるのも自分でありたいを思う。
実際に倒産した同業企業があるが今はまた復活してバリバリやっている。
倒産したら全て終わるわけではない。
助けてくれる人もいるし、
周りをよく見て観たら『なんでこんなどうしょうもない人間が生きているんだろう?』と思う事もあるはずだ。
殺人者も窃盗犯も詐欺グループも世の中には死んでくれた方がいい人間はごまんといる。
自分が思っているより世界は寛大だ。
それでも生きていける環境がある。
倒産=自殺だけはやらないでほしい。